2005-04-14 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
かつて、平成十三年度においてセーフガードの暫定発動を行った際には、その前の時期にネギの輸入が急増しまして、そして国内価格が大幅に低下した、そういう状況があったわけですね。それで、大体、前年に比べて六七%に大幅に価格が低下した、それから前年に比べて一七六%輸入量が多くなった、こういうこともあって、平成十三年、セーフガードを発動したわけでございます。
かつて、平成十三年度においてセーフガードの暫定発動を行った際には、その前の時期にネギの輸入が急増しまして、そして国内価格が大幅に低下した、そういう状況があったわけですね。それで、大体、前年に比べて六七%に大幅に価格が低下した、それから前年に比べて一七六%輸入量が多くなった、こういうこともあって、平成十三年、セーフガードを発動したわけでございます。
暫定発動もあり得るということでありますから、もし万が一そういうことになったときには機敏に対応していただきたい、こう思います。 次に、我が国では税関におきまして原産地証明書の確認を行うことになっておりますが、財務省ではこの原産地のチェックに十分な体制を整えているのかどうか、お聞きしたいと思います。
野菜の構造改革につきましては、平成十三年のネギを始めといたします三品目に対しますセーフガードの暫定発動を受けまして、急増する輸入野菜に対抗し得る国内産地の確立、それから国産野菜の安定供給、これを推進いたしますために、平成十四年度から十六年度、三年間ということで取組が開始されているところでございます。
そういう中で、おととしもありましたが、セーフガードの暫定発動等々もありまして、やはり外国産の安い農産物にどうやって対抗していくか、そういうことが非常に大きな問題だったわけでありますが、今回のそういう大きな食品の安全の問題が脚光を浴びたということにおきまして、日本の農家にとっては、少し高くても安全で安心でおいしくて新鮮なものをつくるということで外国の農産物に対抗していく、そういう、日本の農業が生き残っていく
○中林委員 例えばセーフガードの発動問題で、暫定発動いたしました。しかし、自動車業界の方から、中国が制裁措置をとって一定の輸入制限をしたということで、大変なあつれきの中で本発動には至らなかった。日中の首脳間の話し合いということでそうなってしまったわけです。
このように、我が国が農業保護のために価格を支持するセーフガード措置の暫定発動を行い、あわや日中間の貿易戦争かとマスメディアに報じられたことは、まだ私たちにとって記憶に新しい出来事であります。
このことで価格が上がるかと思ったら、依然として価格はなかなか上がらないで、本来、安定基金制度の中での目的は達してないわけでありますが、WTOの下で自由化、市場原理で、昨年はネギなどの三品目はセーフガードの暫定発動を行いましたよね。
農林水産大臣としては、守るべきは守らなきゃならないと、こう思うわけでありますが、その後、この日中農産物貿易協議会を設置いたしまして、三回議論をしているわけでございますが、その後の動きは、ネギはちょっと多いですけれども、それ以外は暫定発動してからよりも低い水準になっているわけでございます。
それで、昨年のセーフガード暫定発動をして、今回のいろいろな法律改正を含めた野菜の構造改革に、今農水省が主体的に対策を実施しようとしております。 先ほどもお話ししたように、本当に安全なものであるか、水際で検査をして入れるというのは当たり前のことであります。二月の時点でも副大臣にお尋ねをして、平成十四年度、水際の検査官、四人増員をしたということであります。
三品の輸入実態を見れば、畳表は昨年比で一二九%の輸入が続いていて、暫定発動していたその基準比では二一一%の輸入で、イグサ生産地では苦境にさらされているわけでしょう。 大臣、本当にイグサ生産地はもう日本からなくなってもいいというふうに思っていらっしゃるのかどうか、端的に答えてください。もういろいろな説明は要らないですよ。
そこで、まず対中関係について伺いたいわけでありますが、例のネギ、シイタケ、イグサの暫定発動、その後いろいろ議論がありましたが、大臣にも御苦労いただきまして、日中閣僚会議で秩序ある貿易促進をしていこうということで合意をされた。この間、日中農産物協議会が新設をされ、協議をしているようでございます。この経過もあるいは状況も——きょうは答弁者おりますか。
今ちょうど農林水産業のことをおっしゃいましたから申し上げさせていただきますと、確かに農林三品、暫定発動されて、その後、去年の十二月に本格発動を見送りました。見送りましたが、私は覚えておりますが、十二月、塩川財務大臣と武部農林水産大臣の間の復活折衝において、この見返りに五十億円ぽんとお金が、予算がついたんですよ。繊維製造業にこんなことありましたか、何十年の間。
いずれにしても、米とか畜産に次いで重要な地位を占めている野菜の産地の維持や振興に向けた構造改革を一層強化して、加えて、緊急監視品目になっているタマネギやピーマンなどについてもセーフガード暫定発動を視野に入れた積極的な対応が求められていると私は思っています。 大臣は所信の中で、協議会を最大活用するというふうにおっしゃっておられます。
熊本八代のイグサ農家の方々は、セーフガード暫定発動のときはバランスもとれて値もよかった、しかし発動見送りでまたもとに戻ってしまった、三月の借金返済前にサラ金には手を出すなよとお互いに言い合っているんだ、こういう声を出されておりますし、上物は中国産と競合して極端に値が下がった、中国産はどんどん入ってきている、こういうことを言っています。
しかし、暫定発動品目ですか、シイタケ、長ネギ、それから畳表、事実上中国からの輸入だった、ほとんど数量ベースでいえば中国から一〇〇%近かったわけですね。 日本の農業に対してプラスになったかどうかということなんですけれども、正しく、対中野菜セーフガードですか、これは先進国で発動したことがなくて日本が最初なんだそうですね。
○一川委員 この三品目、特に極端に日本に対する輸入攻撃がかけられたものについて暫定発動して、二百日間の期限も切れてきた、やはりこの品目というのは、農産物全体のウエートからすると、そう大きなものではないかもしれません。
○北橋委員 セーフガードの発動につきましては、本発動に暫定発動を切りかえるかどうかについては、率直に申し上げて民主党内にも両論ございました。ただ、私もその一人なんですけれども、やはり話し合いによってぜひ解決をしないと、中長期的に見て、日本の農業にとって、本当にいい道というのは、保護主義的な措置で手に入れるかどうかというのは微妙でございます。
これも、農産物三品目の暫定発動が行われてきたわけですね。二百日間そういった状況を見てきたわけですけれども、そういったしっかりとした反省も見られない、そういう国が今度正式にWTOに加盟されるわけです。
○魚住裕一郎君 農業関係なんですが、WTOに関連して、やはり貿易という観点からネギとか生シイタケ、畳表ですか、十一月八日までセーフガードの暫定発動という形になりました。それは期間を過ぎてしまったわけですね。
暫定発動の期限、十一月の八日ということになっておりますが、日中協議を、つまり、話し合い決着を目指すことで武部大臣初め政府の方針が先週半ばに確認された、こう聞いております。それから約一週間がたちまして、そして、その十一月の八日まであと一週間というきょうの時点におきまして、今どういう状況になっているのか、努力の姿勢がどこまで進んでいるのか、まずお尋ねしたいと思います。
中国産の三品目、ネギ、生シイタケ、畳表に対するセーフガードに関しては、四月二十三日に暫定発動をいたしました。十一月八日、間もなく、あと一週間後には二百日という期間を迎えるわけでございますが、それに関して、今発動しているこの暫定措置、これに対してどのような効果があったのか、まず効果をお聞きしたいと思います。
○楢崎委員 当委員会は今、セーフガード問題、それから有明海の再生問題等、山積する課題を抱えておりますけれども、私も当面する課題であるBSEに絞って質問をさせていただきたいと思いますが、冒頭、セーフガードの暫定発動の期限が迫りました、政府の今後の基本的な考え方をお示しいただきたいと思います。
日本は、WTOのルールに基づいて中国産の農産物にセーフガードを暫定発動いたしました。その対抗措置として、中国が日本製品三品目に特別関税を課したことは、憂慮すべき事態と考えます。報復措置はWTOでは認められておらず、WTOへ加盟申請している中国がかかる措置をとったことは納得できません。 今回の事態を招いた政府の対中外交における責任は極めて重いと考えます。